8月の大雨は実家のある十三湖でも浸水被害などがありました。
しじみ貝の浜小屋などもかなりの数が浸水したようです。
岩木川をはじめ沢山の川が十三湖の流れ込み、日本海へ出ていくので
それぞれの川から流された流木や、あるいはリンゴの落ち実も集まって来るようです。
驚いたのは大雨から3週間が過ぎても川の水は茶色
したがって十三湖も水戸口も、そこから出て日本海までもが未だに濁った茶色をしているのです。
元のきれいな水に戻るのはいつ頃になるのか・・・
片付けが進んでいる中、十三湖のしじみ漁も再開し、ようやくホッとしている状態。
実家では母屋は無事でしたが人の住んでいない離れが浸水
若い人たちが中心になって片付けを進めていたようです。
そして、片付けていく中で、父の写真のアルバムやフィルムが出てきました。
水に浸かった写真やフィルムなど全部を預かって、乾燥させてみましたが、
水に浸かるという事はカラーフィルムや写真を溶かすものだと初めて思い知らされた次第。
くっついてどうしようもないものは処分するしかなく残念なことでした。
それでも3冊の大きなアルバムが残されていて、それは無事。
32年前、父が亡くなった後、母から頼まれて作ったアルバム3冊が今になって
大切な資料となったのは不思議な巡り合わせのように感じます。
これからまたスキャナで取り込んで記録している作業が始まります。
その中から、もう残っていないと思っていた大漁旗を掲げた船と漁師さんの明るい笑顔を3枚
「旧盆の頃、十三の砂山おどり、船競争など」として追加しました。