2023/07/23

運動会は村を上げて♪ (写真の追加あり)

運動会の練習風景と、運動会本番


運動会 練習1b


学校の年中行事の中でも大きいのは秋の学芸会と春の運動会

学年それぞれに競技の練習をすることもあれば

体操などは運動会近くになると学校全体での練習になることもあった

運動会本番か、それとも練習かの違いは服装と観客で判断したが

もしかしたら全然別の行事や競技だったかも・・・(^^ゞ


運動会 練習1


一枚目の写真は体操の全校での練習のようで

2枚目は、フォークダンスだろうか



運動会 練習2


最初にこの写真を見つけた時は、これが運動会かと思った

物凄く真剣な表情で走っているのが好ましい(児童の一人は私の姉^^)


服装を見ると普段着で、だけど上級生も観ていて

ただのかけっこでは無いように感じる





そして運動会本番の写真

運動会1

上下とも白の体操着で、頭には紅白のハチマキをしている

先ごろラジオで話題の運動足袋を、この頃は皆が履いていたと記憶しているが

写真ではよく分からなくて、残念


校庭のぐるりには観戦している父兄たち

競技には父兄も参加するので、運動会は村の一大イベントのようなものだった


運動会3


徒競走の他に障害物、借り物競争、玉入れ、パン食い競争

笑いと声援に包まれた運動会だった

本番の2~3日前から観客席の場所取りが始まって

四角く囲ってロープやひもを張り、当日は盛りだくさんのお弁当をこしらえる

「お焼き」や「どんきみ」の店が来てそれも楽しみの一つだった。


※「おやき」は大判焼きで、「どんきみ」はトウモロコシのポン菓子のこと♪


運動会2

万歳をしているこの姿勢と喜びようは、おそらく綱引きで勝ったチームかも・・・

運動会の最後の方の種目に綱引きがあり

児童生徒の綱引きが終わると父兄の綱引きもあって

来賓などスーツ姿の大人も懸命に綱引きをして、明るい笑い声が起こっていた。



運動会5


応援の生徒と大勢の観客

賑やかで沢山の人がいて全員参加のような、懐かしい運動会の風景



運動会6


来賓参加の綱引き

運動会の最後の種目のような記憶がある綱引き

背広にネクタイの来賓は局長さん、PTAの会長さん、たぶん漁協の組合長さんや・・・

駐在さんもみな明るい笑顔で観ているこちらも楽しくなる

家族写真の中から見つけ出した一枚

この中には父の姿もあるので、シャッターを押してくれたのは誰なのか、

運動会の楽しい一コマ♪





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2022/09/10

十三湖の詩情 しじみ採りの親子


じじみ採りの親子

しじみ漁3前潟c


十三潟の詩情

青森県西海岸の十三潟は、しじみ貝の宝庫といわれ
湖畔のいたるところで簡単に採取が出来ます。
村人たちは朝の食膳に、或いは夕食にと
好きなときに、すぐ家の裏の湖畔に行ってとってきます。
寫眞は其の時のスナップです
(ジョレンで採った貝をよりわけているところです)

昭和33年5月下旬寫す
ウィンザー35、F3.5 50mm
絞り5.6 100分の1秒 フィルターなし
ネオパンSS、 D76

組写真9枚中4

(父の写真のメモより)


組写真9枚とあるが、父のメモがある他の写真やネガは無かった。

その代わり、同じ時に写したような小さな写真が数枚

しじみ漁3前潟

後方に映っているのは十三の集落で
強い風を防ぐための高いかっちょ(木の囲い)や茅葺民家も見える



しじみ漁2前潟

集落や向こうに見える橋の景色から場所は前潟のようだ

十三潟や前潟、いたるところで簡単に採取出来るというのがよく分かる





しじみ漁3前潟b

ジョレンも小型で女性でも扱いやすそう

商売ではなく家庭でのおかずに採るのにちょうど良いのかもしれない

一枚目の写真。まだ小さな女の子が赤ちゃんをおんぶして、しじみ採りの様子を見ている

何処の家でも同じように小さい子をみていた。

写したのが5月下旬というとまだ肌寒さも残る時期

赤ちゃんをくるんでいる綿入りの「ねんねこ」が、温かそうにみえる。


2022/03/01

楽しみのしじみ採りと、凪の日の十三湖

しじみ採り 個人の様子

十三湖は勿論、前潟と呼んでいる海と湖の間の潟、セバト沼など
しじみの採れる場所は豊富にあって
夕食のおかずにちょこっと採ってくることができた。

シジミ取り 個人1





これも個人のしじみ採りらしいが
個人にしては採っている量が多いようにも見える(^^ゞ

シジミ取り子供







凪の日の十三湖

浜で網の手入れをしている漁師さん、湖ではしじみ漁の人も見える。
穏やかで気持ちの良い十三湖の風景

今では漁業権を持った人でなければしじみを採ることはできなくて
資源保護を大切に皆でしじみを育てている
漁師浜仕事2


2月28日の新聞(東奥日報)に、昨年夏からの少雨の影響で十三湖の塩分濃度が上がり
中身のない、死んだ貝が多くみられるという記事があった。
汽水湖の十三湖で、岩木川など何本かの川が流れ込んでいるのと、日本海につながっているのとで
しじみの生育に合う微妙な塩分濃度が保たれているのだろう。

冬の間のしじみ漁はきついけれどやりがいもあると聞いたことがある。
早く元に戻るように、美味しいしじみが育つように、祈るばかり。