こも編みの材料を集める婦人、夏のこも編み作業など
こも編み 2
夫人が背中に背負っているのは、おそらく、こもを作るための材料と思われる
周りの様子から、たぶん浜を歩いているように思うが定かではない
この3枚の写真はバラバラにあって何の繋がりも無いのだけれど
背負っている物がこもの材料の様であること
次の写真では、ずらりと吊り下げて干してあるのが同じようなものに見える
夫人の背中の背負子のような木の箱のような
今ではもう見ることの無い道具が懐かしく感じる
竹で編んだ手籠、厚手の前掛け、地下足袋のような履物、
どれもみな当時の生活を教えてくれている
こも編み
大人も子供も同じようにこも編みの作業をする
以前紹介した写真は冬の作業の様であったが、この写真で夏のようで、
一年を通して、こも編みの仕事があったのかもしれない。
暑い季節なので半袖にスカート、戸を開け放した土間のような所でもきちんと膝を折って作業している。
おかっぱ頭の、まだ小学生と思える子供たちも立派な働き手だったのかもしれない。
以前、こもを編む様子を紹介して
それ以上の写真やフィルムは出てこないだろうと思っていたが
夏の水害の時に実家から持ち出したアルバムの中の
沢山の小さな写真の中に見つけることが出来た。
まだ小さな子供立ちが、きちんと作業している様子に頭が下がる
以前紹介した「こも編み」は、「村の生活 冬」に掲載しています
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