前潟での海苔の養殖調査
前潟での海苔の養殖は全く知らずにいて
作業の写真を目にした友人も海苔の養殖が行われたいたことは知らないという。
写真の多くは昭和30年代のものなので、同級生揃って子供♪
大人たちの頑張りに気が付いていなかったのかも~^^
前潟に合う養殖は何なのか、試行錯誤していた時代かもしれない。
網に海苔が付いて育っていく様子を見るのは嬉しかったと思う。
作業が続く
網の手入れなのか、海苔の付き具合を見ているのか
二人での作業が黙々と続いているもよう。
そして写真を見ていた同級生が、すこし驚いた様子で一言
「これはうちの父親のようだ」
同級生の皆も海苔の養殖の事は知らずにいて
およそ60年経って初めて目にする養殖作業の一コマ
それが試験的なものだったのか、その後も続いたものなのかは分からない。
何も分からないままネット検索したら意外な事実が判明
十三湖前潟漁場開発調査(中央水産研究所)
十三前潟におけるノリ養殖は、昭和 3 6年1月上旬の結氷期までは成長することが観察されている。
詳しく見てみると、1月上旬のの結氷期まで成長することを確認の上
本調査が行われたのは昭和38年12月~の事らしい
調査は他にも牡蠣養殖、プランクトンなどの採取、水温の変化、魚介類の種類など
様々な項目が書かれていて、調査員の最後に普及員として参加した父の名も記されていた。
このほかにも昭和38年から39年にかけてもカキ養殖の調査等が続き、
沢山の人の協力で前潟の漁業開発調査が行われていたようである。
今現在、前潟では平目の稚魚を養殖、毎年8月に放流しているとのことです。
作業の合間の一服♪
ホッと一息つける時だろうか、側には馬もいて一休みの様子。
当時は村で馬を飼っていて、しじみを売りに行ったり荷物を運んだりしていたという。
※ 一部、ネットに公開されていた中央水産研究所の文章をお借りしました。