2023/06/08

投石作業   

投石作業


投石作業2





投石作業6b





投石作業7





投石作業8


3枚目の写真から工事の場所が十三湖の何処かという事は分かるが

正確な場所(特に石を運びだすところなど)年月日、工事の目的などは不明

フィルムの中にあったものと別にアルバムの中から探し出した写真。

NHKテレビ・再放送の新日本風土記の「有明海」で同じような光景が映し出された

大掛かりな干拓工事で石の投入作業が繰り返されている

「あぁ、そうだったのか」と、納得できた瞬間に巡り合えたような気持ちになった。

この写真の投石作業が干拓の目的かどうかは分からないが、

知らない時代の知らない工事、残された数枚の写真が教えてくれるものは大きいと実感した。





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2022/06/16

護岸工事3 石を運ぶトロッコ、馬の姿など

護岸工事3 石を運ぶトロッコや馬の姿など


石積み7

護岸工事の写真の中で、たぶん最初の頃のもの
石置き場から石を運ぶための、短い区間だけれどトロッコの線路ができ始めている。

両岸共にまだ斜面があり、先端まででこぼこの地面が見えている。
暗くて分かりにくいが先端部分に見えているのは馬車で
写真の左端にちらりと見えているのは3輪トラックの前の部分かもしれない。


馬車の部分だけ、拡大すると
石積み7b

かなり厳しいけれど、馬車であることははっきりと分かる。
護岸工事でも馬は重要な働き手であったのだろう。





石積5

積み上げた場所から先端の護岸まで石を運ぶ様子
短くても線路があってトロッコで運べるのは助かったと思う
向こうに見えているのは木の十三橋


石積2

トロッコの線路がきれいで、もう地面は見えていなくて平らに整備されている



石積3



石積6

先端までトロッコで石を運んで下に落とす。
大きな石が作業員の手を離れた瞬間かもしれない。







石摘1

作業している婦人の後ろ姿
海岸の植林や、橋の補修工事の夫人たちと同様に、作業着の一番上は綿入りの胴着。
つば広の防止に白くて大きな三角巾はその後もずっと続いていた。
足元は殆どが滑らず歩きやすい地下足袋だったように思う。


後で気が付いたが、右上の船の中に小さな女の子が居て、
学校へ上がる前の子供を連れて作業に出ていたのか
それとも休みの日でお母さんについてきたのか、いろいろに想像する

ボラ網漁にも子供の姿があったし
仕事場に子供がいるのは当たり前だったのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

始めは桟橋を作っているようにもみえたが
十三橋が出来上がっているところを見ると
昭和30年後半から40年初めの頃の工事かもしれない。

確かなことが分からないまま写真を紹介していることもあります。
フィルムの中で護岸工事に関するものはこれが全て。

2022/06/16

護岸工事2 船の上の石

護岸工事2 船の上の石

浜工事4

写真の繋がりがよく分からなくて
船から石を下しているように見えるが
他の船に移しているのか、それとも沈めているのか・・・?

左上に見えているのは水戸口の突堤だと思われるが、これも確信はない。




石4 船

右に見えているのは南突堤の先にある小さな赤い灯台





石運び1

後方に見えるのは木の十三橋で
船の進行方向は、十三湖を出て海に向かっているように見える

護岸工事は十三湖の組合前の区間だと思っていたが
他の場所にも石を運んでいるのかもしれない

分からないことが多くて困ってしまうが、記録として残すことにした。



2022/06/14

護岸工事1 石を船で運ぶこと

護岸工事1 船で石を運ぶこと


石2

年代場所、ともに不明

石2b

船に積むための大きさや重さを量っているのか、確かなことは不明



石2c


フィルムの順番から、この後、船に積んで運ぶらしい




ミトグチ石運び船1b

水戸口の赤い灯台のある南突堤と手前に北突堤が見える
薄いけれど正面に岩木山が見えて
山の右斜面には残雪が確認できる、
この残雪の状態から季節は6月後半から7月初めの頃かもしれない


ミトグチ船石運び2b

それにしても、ぎりぎりの所まで石を積んでいて、すごい!


ミトグチ船石運び2c

船の所だけトリミングしてみると・・・やはり、凄いとしか言いようがなく・・・
突堤の直ぐ側を進んでいるように見える。


ミトグチ船石運び3

向こうに見えるのは石を積んだ船



石3 船

他のやや大きな船と人も増えて、なにやらホッとする

このあと、船を引く様子、護岸工事らしい写真も出てくるが
まったく記憶になく、説明も出来なくてすみません。







2022/05/30

製材用木材の運搬作業

製材用木材の運搬作業

木 運び 製材用木材運搬1

フィルムを整理しながら、たまげた写真の一つ
木材を水に浮かべて運んでいる様子とは分かるが、大きくしてみるとまだうんと若い人
波もそこそこあって風も強いだろうに、すごいなぁと、思うばかり。







木 運び 製材用木材運搬2

この二枚の写真も同級生に聞いてもらってどういう作業か分かった。
製材用木材を船から降ろし、カギをかけ、前潟に運搬するための作業。
十三地区に何軒かの製材所があって、その中の一つの製材所の木材らしい。
向こうに見えるのは十三橋。
大きくしてみると、こちらを向いている男性の表情は皆明るくで、
嬉しそうに運搬作業に当たっていることが分かる





前潟の浜に並べられた木材。向こうに岩木山が見える。

前潟2

もしかしたら中山山脈(津軽山地)から切り出したヒバだろうか。
日本三大美林の一つが津軽の中山山脈であると、小中学校を通して教えられてきた。
そういう山が身近にあるのを大いに自慢していいと言われ続けていたが、
こういう大きな木材が積み上げられている風景を何気なく、当たり前の景色のように見てきた。
実際に運搬している様子を見ることが出来て改めて良かったと思う。