2022/04/30

ふくべ網 エリと子供たち 

ふくべ網
ふくべ網2b

浅い湖に仕掛ける「ふくべ網」
ワカサギやハゼなどの小魚やボラやウグイの幼魚もよくかかる。
小さな魚は佃煮にして食べることも多く
その中にうんと小さなエビやカニが混じっていることもあって面白かった。



ふくべ網1b

水が少ない時は、本当にこんな感じで歩いて仕掛けたふくべ網へ行くことができる。
また、岸から遠いと深くて、獲れる魚も大きいのがあったのかも~♪






えりと子供たち2

これは家族写真の中の一枚で、ふくべ網を楽しんでいる様子が分かる一枚
遊び慣れた場所でも、ちゃんと大人の人がついていて、大丈夫。






写真についていた父のメモ

えりと子供たち2メモ

エリという言葉を知らなくて、ずっと「ふくべ網」で通していた。
エリ網漁のエリは(魞網漁)であるらしい。


何故かメモの右の部分が欠けていて、それでもだいたいのことは分かる♪
特に最後の2行は
「夏期間は子供たちの天国で しじみ貝をとったり
小魚を撮ったり一日中水につかって遊びます」
この部分だけはよく覚えている(^^)/



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ふくべ網は漁師さんと浜の仕事のカテゴリで、
3枚目は家族写真の一枚で、迷ったのですが、両方一緒の村の生活に入れました。
ボラ漁の写真を整理・修正していて、まだもうちょっとかかりそうなので
ホッと和む、子供も一緒の写真を紹介することにしました。

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2022/04/23

帆掛け船  魚群を求めて出漁 

帆掛け船

帆掛け船d


写真の下の部分には父のメモが書かれてあり
写真誌に応募した組写真の一枚目であることが分かる。
組写真全体の題名は字が薄れてはっきりと読み取ることは難しいが
「十三潟 ボラ・・・ち」
もしかしたら「ボラ漁の漁師たち」とでも書いてあったのだろうか、
大きな帆が風をはらんで進む姿がきれいな写真だと思う。

帆掛け船メモ4b

先日、父の写真について同級生に協力してもらった時の事。
漁業を続けている一人の人が届けてくれたという。
写真の所有者は豊島心一さん。額装した写真を長年保存してくださっていた。

この写真を手にしたときは驚きと感動と、感謝の気持ちでいっぱいになった。
同じ時に写したような一枚はあるけれど
同じ写真やフィルムは無くて、貴重な一枚となった。



フィルムに残っていた、おそらく同じ船と思われる写真が次の一枚

帆掛け船7b

船や帆の形、乗船している人数、天気や波の様子もほぼ同じで、
同じ時に写したものと思われる。
それにしても帆掛け船の姿の美しいこと。

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ボラ漁については大きな刺し網の仕掛けの作業の写真が数枚あって
次回にその様子を紹介してみたいと思っています。

2022/04/21

以前の記事に追記しました。同級生の協力に感謝がいっぱい♪

同級生は有難く心強い。という素直な気持ちになれる♪

父が写し、残してくれた昭和30年代から40年代の白黒写真。
家族写真は遊びでも手伝いでも、何をしていた写真なのかすぐに分かるが
漁業や村の行事などになると、初めて見るものもあり
一枚・また一枚と、分からない写真が出てくる

それでも何とか整理を進めていて
ここはもうアウト! と、思った頃に助け船が現れた♪
数か月に一度、同級生数人とのワイワイガヤガヤ賑やかな集いがあって、
その場に父の写真を持ち込んで尋ねてみることにしたのである。

本当に、同級生は有難い。写真を見ながら、昔々の懐かしい話も弾んだが
自分たちで分からないことは、漁業関係を続けている年長者に聞いてみてくれるという。

そして分かったことが沢山♪
今回はその中の2件をすでに書いてある記事に追記した。

小学校の講堂でしていた作業はヤツメ網の補修であったし、
しじみ漁の時の大きな船は、集めたしじみ貝を北海道で売るために来ていたものだった。
そのほか、馬車でしじみ貝を売り歩いていた話や初めて聞く五智網のことなど
新情報が盛りだくさんで、同級生の協力に感謝感激の思い。

 
網作り1b  






 シジミ漁9b






漁師8b


2022/04/12

防風林を育てるための植林作業

防風林を育てる

十三道 磯松植林



十三~磯松地区の防風林

日本海からの強い西風を防ぐための防風林が育てられた。
この写真の作業は植林の時の物だと思う



十三道 磯松植林1

おそらく風の影響を受けないように葦か萱で作った「こも」のようなもので囲いを作り
その中に松の苗木を植えていったと思われる。





十三道 磯松植林2

作業しているのは先日の海岸と同じように女性の姿が多い





十三道 磯松植林3

この場所は、広い松林となって防風の役割を果たしている
海岸に近い所では、強い西風を受けて松の木の丈は低く横に伸びている。

その松林ではキノコやワラビなどが採れるようになって
子供のころから家族でキノコ狩りをして楽しんだ思い出がある。

今でも春のワラビや山のフキ、タラの芽などの山菜採り
秋にはシメジ類ややナラタケ(地方名はサモダシ)などのキノコが採れる松林となっている。



2022/04/06

海岸で作業する女性たち


海岸で作業する女性たち

浜 夫人c


場所・撮影日時ともに不明

浜の様子や向こうに見える景色から権現崎ではとも思えるが実際には分からない
作業している女性の姿は、十三橋を走っていくトラックの荷台に乗った女性たちを思いだす。

女性たちの他に数人の男の人の姿も確認できる。
沢山の縄が置かれていて、よくよく見ると石を括って運んでいるような、
それも定かではなく、ちょっとじれったいけれど、それ以上の事は分からない。

小さな写真一枚が残されていて・・・
それは手札版よりも小さく、べた焼きよりは大きいという、昔々の一枚の写真。

2022/04/04

おでこ相撲


おでこ相撲

おでこ相撲1


寒い季節の部屋遊び♪

友達も一緒に、おでこをくっつけて、ぐいぐいぐい~~





おでこ相撲2

父の友人の子供さん、
時々お父さんと一緒に遊びに来る男の子で、父も可愛がっていた様子♪





おでこ相撲3

ぐいぐいぐい~~、男の子の勝ち~~♪







おでこ相撲4

遊んでくれて、負けてくれて、一緒に笑って
そんな時間が楽しかった(^^)/



2022/04/01

皆で遊んだ フラフープ

フラフープ

父とフラフープ7

父がフラフープを買ってきてくれた
そりゃもう嬉しくて嬉しくて、みんなで父をめがけて走り出す♪

大流行りのフラフープが村にもやってきて
大人も子供も夢中になって遊んだ



父とフラフープ3

父も一緒に遊んでくれて


父とフラフープ2


あらら~落ちちゃった。
上手く回せても失敗しても、笑い転げて
それを写している母も、やっぱり笑ってる(*^^)v



父とフラフープ昆布まま

子供は直ぐに回せるようになって
おやつを頬張りながらでもくるくる回せる♪





そして


父とフラフープ8


おもしろうて やがて悲しき・・・・・・・・。の、ような・・・


この写真も、父がフラフープを持って帰った時の写真も
ずっと知らずに過ごしていて、今回フィルムの整理をしていて初めて目にした。
砂浜に置かれたフラフープを、父や母がどんなふうに思いながら見ていたのだろうと、
色々に想像してみるのだけれど・・・・・。