2022/03/21

ストーブの上で焼く鮭の頭


ストーブの上の鮭の頭

鮭の頭焼き1b

先日の「母と一緒にお団子を作る」の中で
ストーブの上で焼いて食べる様々なものを上げたが
写真に残っているのは僅かで、ジャガイモが一番多く、魚は殆ど無かった

その中で、この一枚というものが鮭の頭である
二つに割った頭を焼き網にドンと載せて焼きあがるのを待つ♪
獲りたての新鮮なものというよりも、生干しにしたものかもしれない

母と鮭の記憶では普通に焼いて食べるほか
鮭の飯鮨、鮭のあらとキノコやサツマイモを合わせて甘辛く煮るネリコミなどがある
鮭のあらの中では胃袋(津軽弁でチュウ)が私の好物で、
あのプリプリ・ボリボリの食感が懐かしい♪

鮭の記憶として面白いのは大きなものが獲れると
全部をさばいた後に尾を切り落とし、台所のガラス窓に貼るというものだった
これだけの大物が獲れたのだという喜びや、
もしかしたら外からも見えるので母が自慢したかったのかもしれない。


ストーブで焼いて食べるものは、他にもあるかもと探していたら
家族以外の写真の中に意外なものを見つけた
同じく鮭の頭を焼いている様子だけれど、お客様がいる。

ほか数枚の写真を照らし合わせると正月の来客らしい。

鮭の頭 正月客2



父の若い頃からの友人がストーブの側に座り、
テーブルにはお銚子や杯、ごちそうの小鉢が並んでいる
そしてストーブの上にはヤカンと、その隣に、ブリキのボールが伏せてある・・・?

伏せたボールの端から見覚えのある持ち手が覗いていて・・・。


鮭の頭 正月客3

なんとこれも鮭の頭のようである。
鮭が何本か獲れた時は一度に食べないで、さばいて塩を振り外に干しておくこともあった
また、風呂場の煙突の側に吊り下げて燻製のようにしたことも。
そうして出来た鮭の頭を香ばしく焼き上げると
美味しい酒の肴にもなったのだと思う。



父と友人は明るく楽しいお酒で、私たちも側で遊んでいる
手に持っているオモチャは、お客様が持ってきてくれたお土産だったのかもしれない。

1枚目のストーブと鮭の頭の写真に写っているのは普段着を着ていて
次の2枚の写真ではちょっとだけおしゃれな服を着ている

正月のお客様。ストーブと鮭の頭、なんだか楽しい♪



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コメント

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No title

朝弁さん、こんにちは~♪

鮭の頭とジャガイモ、こちらでは味噌と酒粕を溶いて粕汁で頂いています。
寒い時は温まって美味しいですね。

お母さまと一緒に温泉ですか、いいなぁ(^^)/
ぬくだまった後のビールは最高ですね♪

No title

こんにちは。

サケの頭とか入れた
ジャガイモの入った汁
あれ好きなんですよね  笑)

本日は母親連れて温泉にひたり
これからビールの津軽衆です。